睡眠時無呼吸症候群とはどんな症状か?
質の良い睡眠が取れなくなる
睡眠時無呼吸症候群になると質の良い睡眠が取れなくなってしまいます。そもそも睡眠とは日中に活動した心身を休ませるために行うことです。その睡眠の最中に呼吸が停止する症状が繰り返し起こると、身体の中にある酸素の量が減少していきます。すると減少した酸素を補うために、心拍数が上がっていきます。
心拍数が上がることで、寝ている間の脳や身体に多大な負担が掛かっています。当然ながら休息できるような状態ではないため、睡眠で疲れを取りきることはできないのです。結果的に
などの影響が出るリスクがあります。また仕事や学業にも支障が出てしまいます。
睡眠時無呼吸症候群の代表的な症状
自覚症状は感じ方に個人差があり、すべての人が気付けるわけではありません。できれば寝ている最中のことをパートナーや家族に聞いてみるようにしてください。
代表的な症状としては
いびきをかくことや、いびきが途中で止まり、大きい呼吸と共に再度いびきをかき始める場合は要注意です。また、呼吸が乱れていたり、むせるような症状も危険です
寝汗をかいたり、何度も目が覚めてしまうなどの症状が出るケースもあります。これらの症状が発生するようになった際は、睡眠時無呼吸症候群を疑った方がいいと思います。もちろんこれらの症状が無関係の場合もありますが、念のために専門機関で医師の診察を受けるべきでしょう
睡眠時無呼吸症候群を改善する方法
睡眠時無呼吸症候群を改善するにはいくつかの方法があります。
肥満を自覚している場合は、ダイエットを行って痩せる必要があります。痩せることで気道が広がり呼吸がしやすくなります。
睡眠時に低血糖になることで症状が発生するとも言われているので、血糖をコントロールすることは睡眠時無呼吸症候群の解決に繋がるのです
飲酒をすると喉がむくんでしまい、気道が狭くなってしまいます。低血糖を招くこともあるため、アルコールは睡眠時無呼吸症候群にとって悪影響しか与えません
適切な対策をとることで症状は改善できるので、生活習慣を見直していきましょう